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著者 | 門脇俊介 野矢茂樹 編・監修 |
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出版社 | 春秋社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784393323243 |
登録日 | 2020/01/02 |
リクエストNo. | 69156 |
リクエスト内容
自由意志と決定論の問題に関する古典的な重要論文の翻訳のアンソロジーです。自然科学的世界観のなかに人間の自由意志をどのように位置付けうるか、という問題は分析哲学上の伝統的なトピックであるだけでなく、現代社会にとっても重要であると思います。この問題を考えるための最初の一歩となるべき本なので、復刊を強く希望します。
第1部 自由
自由と怒り
選択可能性と道徳的責任
意志の自由と人格という概念
自由意志と決定論の両立不可能性
第2部 行為
行為・理由・原因
実践的推論
計画を重要視する
反省・計画・時間的幅をもった行為者性
投票コメント
全5件
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大学で哲学を専攻しているものです。GOOD!2
自由意志というものの曖昧さについて自論を獲得することを目標に勉強をしており、卒業論文までお付き合いをしようと考えています。
しかし、現在の状況では大学の図書館に行くことすらできません。自由意志論の入門書である本書にアクセスできないことは、私にとって大きな障壁になっています。正しく状況を理解できていないかもしれませんが、図書館にいなければ読めない本が読めずに足踏みをしている学生さんは少なくないように思います。
お忙しいとは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。 (2020/04/16) -
哲学における自由論と行為論についての古典的な重要論文を集めた論文集であり、それぞれの分野で多数言及されるような論文があるにもかかわらず日本語で読めないのは日本語で勉強する者にとって非常に喜ばしくないと考えるため。 (2020/01/02)GOOD!2
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分析哲学上の自由意志論と行為の哲学を論ずるにあたって、この本なしでは研究が始まらない類の重要論文が収録されている専門書です。中古市場で大幅に価格が高騰しており、コロナ禍の影響下で図書館にも通えない中、研究に支障をきたしています。一早く復刊されることを切望しております。 (2020/08/08)GOOD!1
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この本に収録されている論文はどれも重要ですが、なかでもP.F.ストローソンの「自由と怒り」は、分析哲学の議論の切れ味を味わえるすばらしい論文です。ぜひ復刊を希望します。 (2020/01/02)GOOD!1
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自由や行為の哲学における最重要論文が集められており、また解説や文献案内を含めこの分野の学習には必須の本。いち早く復刊していただきたい。 (2020/11/15)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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自由と行為の哲学 | 3,960円 | アマゾン |
NEWS
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2021/12/20
『自由と行為の哲学』(門脇俊介 野矢茂樹 編・監修)の注文を開始しました。 -
2020/01/02
『自由と行為の哲学』(門脇俊介・野矢茂樹)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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