16 票
著者 | 観世寿夫 |
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出版社 | 白水社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784044080013 9784560032107 9784560073087 |
登録日 | 2005/01/12 |
リクエストNo. | 27555 |
リクエスト内容
天才と謳われながら1978年53歳で他界した《能》の第一人者が、死の床にありながら、雑誌『新劇』53年10月号より翌年1月号絶筆までの表題作を書き上げた。世阿弥を超えるべく書きつづった現代の『花伝書』である。表題作に加えて、「能の心」と題した16篇の作品が収録されている。
▼目次
第1部 心より心に伝ふる花
心より心に伝ふる花
能面 その内なるドラマ
役者と作品
第2部 能の心
夢幻能と中世の心
幽玄な美と芸
能の伝統と継承 -能役者の立場から
「砧」と世阿弥
「芭蕪」と禅竹
年頭の「翁」
内的な時空の流れ
能の鬼
「舞声為根」
せぬひま
無相真如
能の演技におけるリズム
能の発声について
装束について
能に生きて
能と私
観世寿夫略年譜
復刊ドットコムスタッフ
能楽師 観世寿夫による演劇のエッセイ集。1979年刊。
著者が最期の病床で綴り、雑誌や会報に寄稿した、能に関するエッセイをまとめたものです。室町時代の猿楽師 世阿弥の伝書や演目を、能楽師の視点から自分の体験も踏まえて解説しています。
現在では絶版となっており、現在も能楽に影響を与える観世氏のエッセイを読んでみたいと、多くのリクエストが寄せられています。
投票コメント
全16件
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実は過去に出版されたものを持っておりますが、天才能役者による名著だと感じております。ですので絶版と知り残念な思いでおります。これまで読んだことのない方にも是非読んで頂く機会を、と思い、投票させていただきました。 (2022/04/14)GOOD!1
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ぜひ、購入希望 (2022/07/17)GOOD!0
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日本の古典芸術を知るために貴重な資料であると思います。 (2022/07/14)GOOD!0
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是非読んでみたい本です。 (2022/07/13)GOOD!0
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能における、近代の名著だと思いますGOOD!0
我ら人々の文化的成熟のためにも、プレミア価格なしに手に入れやすくなってほしいです (2022/03/27)
読後レビュー
NEWS
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2005/01/12
『心より心に伝ふる花』(観世寿夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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イタチ