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著者 | 長谷川集平 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784061956452 |
登録日 | 2003/10/14 |
リクエストNo. | 20130 |
リクエスト内容
おおみそか。物置の大そうじをしていた父さんと永吉は、古いエ
レキギターを見つけた。父さんは昔、ロックンローラーだったん
だ──。第14回路傍の石文学賞受賞作品。
投票コメント
全21件
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「長谷川くんきらいや」を貸してくれた友人から、それはそれはGOOD!1
強力に薦められましたが、古本屋をまわってもオークションで探
してもいっこうに見つかりません! かつ、その友人も持って
おりません!!
もうこれは復刊していただくしかございません!!! (2004/05/21) -
書いた本人です。いまだに子どもの本とロックはミスマッチと考GOOD!1
えている「お上品」な人がいますが、ぼくはこの小説でロックこ
そ小さい人たち(子ども・おとなに限らず)のものだということ
をある程度書き得たと思っています。ここに出てくるなさけない
父親と息子の関係が愛おしい。タイトルは言わずもがな映画「灰
とダイヤモンド」から来ています。路傍の石文学賞にぴったりの
タイトルになりました。悩み多き、小さい人たちの手の届くとこ
ろに、いつも置いておいてほしい本です。 (2003/10/21) -
挿絵を描いた本人です。亡き父は国鉄マンでした。機械区でしたGOOD!1
が、東海&東北の機械区を回り講習会講師をしていました。だか
ら出張で不在が多かったのです。でも料理好きで家にいる時はほ
とんど父が料理をします、弁当も。「戦後、結婚して3年目の美
智子(姉)が誕生するまで、国鉄にも両親にもお母さんにも内緒
でダンスホールのギター弾きやってたんだ。本当はバンドマンに
なりたかった」と私が絵をやり始めた頃にポツリ。くそ真面目な
父からは想像も出来ない話でしたが、なぜか嬉しくホッとし、こ
んな父の息子で良かったと思ったのでした。そんな思いもあり永
吉になりきって描きました。ロケ地は二子玉川の土手でしたが
…。ストラト派の私はレスポールも買いました。ロックもガンガ
ン聴いて…。近頃の若いヤツラは夢がない…などと言う世代がい
るが私はそうは思わない。好奇心旺盛で情熱のある若者はたくさ
んいる。出会っていないだけなのだ。ただ、昔ほど人との関わり
を求めていないのかもしれない。そんな出逢いを子供たちと作る
ためにも、切に復刊を望みます。 (2003/10/17) -
長谷川集平氏の書く父と息子の会話に、深く感じ入ってしまう。子供のとき思っていた大人、大人になって思い出す子供時代。作品を読む年齢によって、それぞれの感動と発見があるのではないでしょうか。 (2011/01/25)GOOD!0
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ずいぶん前に読んだことがありましたが、今回朗読で味わってみて、若い頃に感じたのとは全然別の印象を受けました。こんなふうな父と息子の関係性、素敵ですね。 (2011/01/24)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/10/14
『石とダイヤモンド』(長谷川集平)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
miniban