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著者 | ハインリヒ・ハイネ作 小沢俊夫訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003241868 |
登録日 | 2003/03/26 |
リクエストNo. | 15459 |
リクエスト内容
キリスト教一元支配の波に追われ、異教の神々ーオーディンなど北欧・ゲルマンの神話に登場する神々ーはさまざまに身をやつして流亡の旅を余儀なくされる。
新しい神とその代弁者による古代世界の美と生命への迫害を描くハイネの佳作。
投票コメント
全8件
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図書館で借りて読み、大変興味を持ったのですが、内容が膨大なので持って置きたいと思います。 ハイネと言えば詩人としか思って居ない人が多いようですが、”ドイツ古典哲学の本質”(最近岩波文庫で復刊された)や ”ハルツ紀行”で判るようにハイネはすごく「学がある人」だと感心します。是非復刊されるべきだと思います。 尚 復刊の場合には 本のタイトルを『精霊物語・流刑の神々』へ替えた方が良いと思います、何故なら内容がこの順序になっているから。 (2006/03/30)GOOD!1
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「古代の自然信仰を悪魔への奉仕であると作りかえ、異教の勤行GOOD!1
を魔術に作りかえること、神々のトイフェル」その非寛容性を
もって古来の信仰を邪教として抹殺していった様相を記す。日本
社会の変革にもかさなる様相が多く、本書は絶版にしてはならな
い書物のひとつだと思う。詩人ペイネとは別の顔面で、鋭く奥深
い歴史考察も堪能できる。 (2005/05/07) -
バレエを愛する人ならヴィリ(「ジゼル」の元となる民間伝承)の項を手にとって見たいとおもうでしょう。学術的にも優れた書であり、絶版久しいのは大変残念です。 (2006/05/15)GOOD!0
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テーマがきわめて魅力的な古典的名著です。 (2005/07/26)GOOD!0
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是非自宅に置いておきたい作品です。 (2004/09/08)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/08/30
復刊!ハインリヒ・ハイネ作 小沢俊夫訳『流刑の神々・精霊物語』 -
2003/03/26
『流刑の神々・精霊物語』(ハインリヒ・ハイネ作 小沢俊夫訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
l.v.b