レビュー一覧
読後レビュー
全8件
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カラー部分も復元されよりエロチックなものに
カラー部分を復元することは当時のエロチックを復元することか。 (2021/01/03)
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人間昆虫記
紙質やインクなど内容に関しては大満足。資料的な情報も個人的には十分と感じた。この判型で読める喜びは確実にあるが、購入にあたって、やはりこの価格設定には尻込みせざるを得ない。マニア向けコレクター向け欲しい人だけ買えばよいと言われたらそれまでだが…。仕様としては、何気にスリーブケースが嬉しい。しかし単行本を取り出す時にスレ傷がカバーにつくのは本末転倒だなと思うので、取り出す際は要注意。 (2020/08/09)
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人間昆虫記
初見は虫プロ商事の廉価版。今回の図説にもあるように“尻切れトンボ”の感想を持っていたが、時代背景をふまえての著作と考えれば、また違った見方が出来た。 (2019/12/17)
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「人間昆虫記」変身と個
限りなく変貌を遂げるヒロイン。次から次へと標的にされて逃げられない男たち。(初めは臼場かげりですね。)スピーディに展開していくストーリーは、あの70年前後の時代を映し出し、また手塚先生独特のカリカチュアに富んだ不朽の名作です。貴社の完全オリジナル版での刊行は、正に当時の掲載された「そのもの」を感じさせてくれました。やはりB5版でこそ迫力が違います。また、各回の冒頭に配置された文は映画の「前回のエピソードは…」を思い起こされて、手塚先生の映画好きを改めて思い出しています。細かい変更点もよくリサーチしていると思います。スリープケースは豪華美麗で、手触りの良いベルベットは気持ち良い仕上がりです。本の保存にも役立ちます。 (2019/12/14)
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人間昆虫記
手塚治虫先生の作品は、「鉄腕アトム、ジャングル大帝レオ、火の鳥」子供頃アニメで見て知っている程度でしたが、復刊ドットコムさんのサイトで、人間昆虫記という
ミステリアス的な本がある事を知って購入し、拝見した所非常に面白く、あっという間に読んでしまいました。この次は、「奇子」という本を購入し読んで見たいです。 (2019/09/15) -
40数年振りの再会
約40年前に大都社のハードコミックスで読んで以来の再読です。大都社版は、B6版の上質な紙に印刷されており、今でも黄ばみなどがありません。しかし、改めてB5版で読むと、絵の訴求力や、コマ割り・アングルからくる迫力が違いました。大都社版では、黒塗りにされていた縦長のコマが、実はあらすじを書いてあったところだと分り、興味津津でした。反面、スリーブは入れにくく、書籍を傷め易いので、使用していません(分解して二つ折りにして、クリアファイルにて保管しています)。普通のBOXの方が良かったと思います。また、尾崎秀樹さんの解説文が再録されていれば、なお良かったです(著作権の関係?)。閑話休題、次に復刊が予定されている「I・L」も大都社版で読みましたが、今から復刊ドットコム・B5版「I・L」の到着が待ち遠しいです。 (2019/02/15)
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人間昆虫記 ≪オリジナル版≫ 完全限定版
早速、読破した。手塚先生が係るエロ雑誌に連載していたとは……。
松本先生や石森先生の同様な連載は知っていたが全くの驚きだ。
全編に亘り絵もそんなにエロチックではなく、人生の節目節目で飛躍の為、脱皮する女性の物語として安心して読めた。先に終了した「三つ目」と同様にエンディングが物足りなかった。 (2018/12/26) -
神がかっている
この作品の手塚治虫は画もストーリーも神ががっていると思う。
縦横無尽に動き回るカメラアングル、紙の上の絵なのにそれでしか表現できないスペクタクルがある。
コマ割りも今回のこのサイズでちょうど良い。
カラーも美しかった。
MWも良かったが、この作品の方が絵もストーリーも密度が濃く感じた。
あくまで個人の感想です。
今後の手塚作品の刊行予定も楽しみです。 (2018/12/12)
sumire