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創られた「天皇」号 君主称号の古代史

新川登亀男

創られた「天皇」号 君主称号の古代史

予価 3,850円(税込)

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著者 新川登亀男
出版社 吉川弘文館
判型 四六判
頁数 368 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784642046824

商品内容

天皇という称号は古代に起源をもつが、じつは長く使用されなかった。もともとは漢語で、中国思想とのかかわりなどから、その成り立ちや含意をひもとく。
天子・皇帝ほか君主の呼称が多くあったなか、なぜ天皇が選択されスメラミコトという和語と結びついたのか。天皇位の系譜をたどり、称号をめぐる考察をつうじて、日本国家のかたちを問いかける。

▼目次
I 二度つくられた「天皇」号
--一 新「天皇」号の誕生
--二 旧「天皇」号への視点
II 八世紀の「天子」と「皇帝」
--一 『続日本紀』のなかの「天子」
--二 危機再生の「天子」
--三 「天子」聖武の前史と課題
--四 創られる「天皇」聖武
--五 「天子」と「皇帝」になる「天皇」
--六 「天皇」をめぐる「業」と「政」と「心」
--七 「天皇」と仏教
III 『日本書紀』のなかの君主と「尊」(ミコト)字称
--一 歴史記述としての『日本書紀』
--二 仮借漢語と和語
--三 ふたつの「尊号」
--四 理想としての「尊」字称
--五 「尊」字称の展開
--六 「尊」字称と「皇」子称
--七 「跏趺坐」する「倭王」
--八 「天」は「兄」、「日」は「弟」
IV 「ミコト」と「尊」・「命」字称の成り立ち
--一 和語「ミコト」の漢語(字)表記
--二 「ミコト」の諸相
--三 「ミコト」の発語と「命」字採用
--四 「尊」字採用の「ミコト」
V 『隋書』倭国伝の「倭王」
--一 隋への「倭王」情報
--二 「タリシヒコ」の構造と歴史
解説…川尻秋生

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