読み書きの民俗学
渡部圭一
著者 | 渡部圭一 |
---|---|
出版社 | 吉川弘文館 |
判型 | A5 |
頁数 | 400 頁 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784642074131 |
商品内容
近世から近代の村落では、生活と一体化した読み書き実践が花開いていた。神社由緒書や石造物に刻まれた記録、真宗聖教の読誦と出版、頭役祭祀をめぐる文書や帳簿などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、初めて体系的に論じた注目の書。
▼目次
読み書き研究の課題
--読み書きの民俗誌の構想
--問題の所在
--「史料論」不在の民俗学
--偶然記録からの脱却 -百姓日記を例に
--「文書の民俗誌」の進展
--「もの」のライフサイクル
--「もの」から「ひと」へ
--読み書きの場の民俗誌に向けて
--課題としての読み書きと声
--問題の所在
--書物研究の成果
--「口頭伝承偏重の民俗学」存疑
--文字文化研究の課題 ほか
由緒形成と読み書き
--式内社由緒の形成と地域神職
--競合する由緒と社会集団
真宗聖教の読誦と出版
--「もの」としての出版聖教 -御文章
--活字本の流布と唱和の声 -正信偈
--出版勤行集の戦後史 -般若心経
頭役差定の伝達と記録
--差定文書の伝達と声
--帳簿管理と儀礼の「場」
終章 読み書きの民俗誌の課題
索引
▼目次
読み書き研究の課題
--読み書きの民俗誌の構想
--問題の所在
--「史料論」不在の民俗学
--偶然記録からの脱却 -百姓日記を例に
--「文書の民俗誌」の進展
--「もの」のライフサイクル
--「もの」から「ひと」へ
--読み書きの場の民俗誌に向けて
--課題としての読み書きと声
--問題の所在
--書物研究の成果
--「口頭伝承偏重の民俗学」存疑
--文字文化研究の課題 ほか
由緒形成と読み書き
--式内社由緒の形成と地域神職
--競合する由緒と社会集団
真宗聖教の読誦と出版
--「もの」としての出版聖教 -御文章
--活字本の流布と唱和の声 -正信偈
--出版勤行集の戦後史 -般若心経
頭役差定の伝達と記録
--差定文書の伝達と声
--帳簿管理と儀礼の「場」
終章 読み書きの民俗誌の課題
索引
読後レビュー
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