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ひみつの薬箱 中世装飾写本で巡る薬草の旅

ジュヌヴィエーヴ・グザイエ 著 / 久木田直江 監修 / 柴田里芽 訳

2,970円(税込)

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著者 ジュヌヴィエーヴ・グザイエ 著 / 久木田直江 監修 / 柴田里芽 訳
出版社 グラフィック社
判型 B5変
頁数 176 頁
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784766131819

商品内容

中世の西洋医療では動植物を薬として珍重した。それはときに珍奇で、ときに現代にも通じる科学的な正確さを見せる。
本書では中世の植物画集「スローン写本」の妖しく美しい図画から、この神秘の薬草医療の秘密を読み解く。

▼目次
第1章 『Tractatus de Herbis(藥草誌)』(スローン寫本4016)
--薬草書か、単味薬の装飾画集か?
--薬草書:起源は古代ギリシャ・ローマ ほか
第2章 医師、病氣、医療行爲
--先祖はどんな病気を患ったか?
--医療とその実践者たち ほか
第3章 修道院の藥草療法(6~12世紀)
--修道院:医療に捧げられた場所
--医療を行う修道医
第4章 サレルノ医學の時代:スペインと南イタリア
--中世初期の古代遺産
--西方ラテン世界におけるアラビア医学の受容 ほか
第5章 宮廷、大學、都市:医療活動の新たな枠組み
--ホーエンシュタウフェン朝、フリードリヒ2世の宮廷
--養生法:宮廷の医学文献 ほか

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